【特集】夫婦+チンチラのお家ができるまで_その7(間取り打合せ)

【特集】夫婦+チンチラのお家ができるまで_その7(間取り打合せ)

 

以前までのお話

著:ほたてパパ(@ikki_i

    トヨタホームとの打合せ(間取り)

    決定した後に感じる、「ああ本当に購入してしまうのか」という少し我にかえる変な感覚があった。ヤフーオークションで入札に熱くなって予定価格より高額な値段で落札してしまったときのような、なんとも言えない感じににている。

    後悔はしていないが一般的なサラリーマンの家庭で数千万円の家は精神的にも大きい。しかし何度も考えて進めたことだ、前だけ向こう・・

    さて、営業さんは手際良く契約の資料を準備し、最終的な見積なども作成してきた。といっても金額はこれからの打ち合わせで増減するわけだから仮のものだ。

    家づくりで忘れがちなのは契約すると手付金として100万程を入れるのが慣例のよう。3月末までに入金、仮契約といった手続きを終えた。

    打合せ開始

    4月から打ち合わせに入った。

    それまで検討メーカーの情報を様々な角度から収集し比較検討していたが、ここからはトヨタホームのことだけ考えればいい。

    しかし提示されたスケジュールでは僅か2ヶ月で「選択と決定」を行なって行かなければならないらしい・・・なかなかハードである。

    実はこれには理由がある。
    補助金を受けるために一定のスピード感を持ったスケジュールになってしまっているからだ。

    最初に決めなければならないのは大まかな「間取り」と、土地に対する「住居の位置」の確定だった。

     

    間取り

    間取りは見積段階で提案されているもので概ね満足していたが、一度リセット。
    よりアイデアがあるかもしれないという可能性を探ることにした。

    トヨタホームの場合はユニットの数と形状で価格が大きく変わるためユニット数を確定させることで概ねの金額感が出てくる。ポイントはいかにユニット数を少なくシンプルなつなぎにするか。
    マイホームクラウドを用いて数タイプ作ってみたがしっくりこない。
    営業さん提案の間取りをベースに突き詰めて行くことにした。

    住居の位置

    ユニット工法の場合この融通が効きにくいところが難しいのだが、左右は少しでも車が入りやすいように最大限スペースを取ってもらった。
    あまり大きな車は入らないけど土地の形状の問題が大きくしかたない。(画像はイメージ)

    あとは日当たりが問題の南側をどれだけスペースを取るかですが、「日当たりくん」などでシミュレーションしていたため何メートル離すべきかはわかっていた。北側にも駐車スペースを確保した上でちょうどいい感じスペースが取れた。

    取り壊す前の家で感じていた事だが北道路の場合、リビングが南にある特性上、庭は南になる。

    庭に回り込む為には家の西・東のどちらかの通路を通ることになるがここが狭いと不自由になることが多い。最低でもマイクロショベルカーが通れる幅は確保しておきたい。

    また坪数が少ない家の場合こういったスペースに物置を置くケースもある。

     

    途中で再設計へ

    小屋裏収納(屋根裏部屋)

    設計の打ち合わせは長引いた。
    収納の少なさを補いたく当初の計画には小屋裏収納があった。
    しかしこの案を最終決定間近で取り下げたことによる間取りの再設計だった。

    見直した原因はいくつかあったが最も大きいのは費用面。

    途中段階で計算した見積が予算を軽く100万近くオーバーしていた。
    やはり細かな仕様を決めて行くとやはり当初の予定よりも金額が上がって行く。

    そのほかにも「実用面」でもスッキリしていない部分もあった。

    例えば釣り階段を使う為これくらいの幅が必要とかこれくらいのスロークが必要とか、ここに設置すると小屋裏の形状が屋根の関係でこんな形になるとか・・

    そんなこともあり設計さんにある段階で振り出しに戻る話をするのだが、正直ここに至るまで何時間も要していた。しかし「ここで遠慮しては一生の後悔になるかもしれない」ということで勇気を持って再設計をお願いした。

    小屋裏を諦めた事で色々と解決する部分が出てきた。やはり基本は間取りで試行錯誤することが大事だと感じた。

    チンチラの部屋の形

    チンチラの部屋は4.5畳スペースを確保したがうち1畳は土間や収納になるため3.5畳ほどしかない。
    ここにケージを最低3つを置き、かつ部屋んぽは2匹、1匹で分けて遊ばせることも考慮しスペースを確保しなければならない。
    仮に部屋が広く5畳6畳あっても部屋と部屋に挟まれていたり、押し入れなどでドア数が増えるとケージ設置レイアウトが意外と難しかったりする。
    また詳細は後から決めることになるがエアコンのスペース、屋外機の場所、直射日光が当たらない窓位置、餌をつくる作業台などを考えると平面だけでなく棚の位置など立体的な将来像をイメージしながら設計に落とし込んだ。

    *四角いベージュはケージを想定したもの。上部のケージは窪んだ場所にあるが窪みを利用して上にテーブルボードや棚を設置し餌作りの作業台や餌置き場に。

    下の収納は牧草やシーツ、バスタオルなどのストック場に。
    花壇のようなものはエアコンの室外機の設置場所を想定したもの。

    背の低い嫁さんが無理なく使えるテーブルの高さを考慮してどのあたりにテーブルや棚を設置するかイメージ。トヨタホームの場合壁に補強を入れビスを打ち込めるようにしてもらう必要がある。


    こうして大枠の間取りが確定。次は住宅設備を決めることになった。

    つづく

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