知名度の低い発酵バガス
「バガス」という言葉自体非常知名度が低く、当初はなにそれ?怪しい。って見られることが多かったと思います。当初はSNSのDMがメインでメルカリやPAYPAYフリマなども少し利用していましたがSNSのフォロワーさんが買って下さるくらいでした。
(ありがとうございますm(__)m)
知らないものを販売するんだから、とにかく知ってもらおうとSNSで興味ある方に毎月無料サンプルとして配りつづけました。たぶん1年間くらいやって少しずつ知ってくれる人も増えた(気のせい)かな〜という感じでした。
『発酵バガス プレミアムブラウン』は、毎日食べるサプリメントとして位置付けているので、続けやすい事を前提に色々と考えました。
1つは容量の違う3タイプ用意しました。
一番少ない60gでも1日1gなら2ヶ月持つ計算です。店舗で売ってるおやつ系よりも断然コスパはいいと自負しています。また多頭飼育されてる方なども考慮し最大で180gというものも作りました。
この量には訳があります。発送はクリックポストという日本郵便のサービスを使っていますがサイズと厚みに規制があるものの最も安く送れるのです。(フォロワーさんから教えてもらった)この規格の最大が180gだったって訳です。
当初は販売数が少なかったためジッパー付きのビニール袋などを利用、価格に転嫁されないよう極力ローコストに抑えました、取り扱い説明書も最初はDMでやりとりしていたのでつけていませんでした。
知らないという事への不安
知らないお店に入店するとき少し勇気がいるように、人は知らないということに不安を覚えます。それはプレミアムブラウンが少しずつ口コミで売れるようになった頃でした。
説明書も何もなくジッパービニールに梱包された商品に不安を覚えた(要約しています)とお客様からコメントがありました。。
確かにこれまでフォロワーさんが中心で「知ってくれている」という考えの基で商品作りをしていた事を反省する機会となりました。
専用の袋選びや取り扱い説明書を付けるようにしました。成分表は選定している時点で多少変化があると考え改めて検査を行いました。(2023年6月頃)
成分:
・粗タンパク質:1.3%
・粗脂肪 :1.4%
・粗繊維 :44.8%
・NFE :42.2%
・粗灰分 :2.8%
・水 分 :7.5%
成分分析先:
一般財団法人 日本食品検査(https://www.jffic.or.jp/)
齧歯類に最適化された発酵バガス プレミアムブラウン
齧歯類、特にチンチラが食べやすい発酵バガスはプレミアムブラウンだと自負しています。
原材料からたった20〜25%程度しか取れない、ここまで選別に手間をかけたものを同じ発酵バガスとして打ち出したくなかったという気持ちから、優れたという意のpremiumと素材そのままプレーンな印象を持っていただけるbrownを掛け合わせた名前としました。
発酵バガスの管理やパッケージング作業について
在庫は室内で気温と湿度管理して保管しています。一般的には外の倉庫とかで保管されることが多いのだと思いますが一度仕入れると数ヶ月があるため品質的な管理も考えて室内で保管しています。少量だと気付きにくいのですが大量にあると結構匂いがします^^;。
袋詰めは意外と大変で袋の静電気にバガスがくっついてしまういます。なので大量に作れず少しずつ梱包するので在庫がいつも少なめになっています。
プレミアムブラウンについてよくある質問
A_与え方で注意することはありますか?
最初は少量づつ与えてみてください、チンチラで1日1g〜2gとしています。どのようなペレットやおやつもそうですが一度にいきなり大量に与えてしまうと腸内細菌のバランスが壊れてしまう事があります。
A_プレミアムブラウンを与えていてもウンチが小さくなりました。
Q太郎のケースですがは発情期による食欲不振でウンチが小さくなったことがありました。これに関してはプレミアムブラウンでは解決せずステロイド注射を打ってもらって解決しました。あくまでも齧歯類に多く見られる消化器系症状の予防や歯の健康維持としてポジティブな効果が期待できるものとして捉えていただくと良いとおもいます。
A_乳酸菌を一緒に与えた方がよいですか?
ビフィズス菌や乳酸菌の栄養素となるキシロオリゴ糖を含むため生菌を与えることができれば良いとおもいますが必ず必要ではないと考えています。
もし与える場合、動物病院でのアドバイスですが乳酸菌を処方された時に代用品として人用のビオフェルミンを砕いて与えても良いとアドバイスを受けました。動物用に売られているものは嗜好性を高めるために甘味をつけているケースが多くむしろ人間用のものの方が良いとの事でした。
A_キシロオリゴ糖は甘くないのですか?
(匂いも甘いし・・・)名前に糖ってあるし・・と思われるかもしれませんが発酵時に糖分を使われており甘味はありません。
A_粉の販売予定はありますか?
時々粉のご要望があります。おそらく流動食をしている子用とかチモシークッキーに混ぜて使うのかな?という所ですが、現状選別後の粉(パウダー)はそのまま処分しています。パウダー状ですとパッケージングしにくいことやパックした後偏ってしまうとクリックポストの制限の厚みを超えてしまう可能性があるからです。ただ今後はペレット加工などして再利用できないか検討しています。