No.012 贅沢は苦しみの種

No.012 贅沢は苦しみの種

チンチラ飼育の心得

チンチラ飼育で最も注意することをひと言でと聞かれたら「贅沢をさせないこと」「禁断の扉を開かないこと」と答えるかもしれない。

世界の広さを教えない

例えば生まれた時からずーっとケージで飼われていれば、彼らの世界というのはケージ内が生きるための最大の空間といえます。つまり「閉じ込められているとは感じにくい」はずです。しかし一度「部屋んぽ」を経験してしまうと、ケージに戻ること=閉じ込められていると感じるようになるという発想です。

贅沢な食事を与えない

食事も同じで産まれた時からチモシーだけを食べ続けていたらチモシーの味しかしらないわけだからお腹を満たすものはチモシー1択となるはずなのです。美味しいおやつが食べれると言う幸せの反対側にはおやつが食べられないという不満が生まれてしまいます。

気ままな関わりはもたない

突然かまったり遊んだりオヤツをあげたりすることも「期待」につながります。ケージを噛めば→近づいてくれる。暴れたら→扉を開けてくれる
そういった学習に繋がらないように、遊ぶ時間、餌の時間をしっかり決めておく方がいいと思います。

知ってしまったが故の苦しみ

チンチラは好奇心旺盛な動物なので新しい世界や味を楽しみ追い求めます。可愛いその姿についつい甘やかしてしまう気持ちになるかもしれませんが、常に与えられる世界でなければ、最初から見せない、知らせない方がいいと考えます。その世界に届かないというストレスにつながる可能性があるからです。

この考えに至ったのは、部屋んぽは晩年しかせず、比較的甘やかさず飼育したホタテが長生きしてくれたこと。地元のペットショップで飼われているチンチラも長生きしており、ずっとケージ暮らしでも最小限のストレスが彼らにとっては幸せの一つなのかな?と感じた事でした。

できる範囲で

ご家庭によってもできることが違うと思います。それぞれの生活環境の中でチンチラたちとちょうど良い距離感を探しストレスの少ない空間と時間を作っていけたらと考えています。

ブログに戻る